意外と忘れられがちな節約の秘訣、人とのつながり。

 生活の基本は「衣食住」などと言われております。支出を抑えて節約をしていこうとすると、外食を減らしたりレジャーを「安・近・短(安く、近くで、手短に)」で済ませたりする…というのが一番に思いつくところだと思いますが、生活の基本である「衣食住」の中から生活費を削っていくほうが、節約の効果は高いと思うのです。

 私の場合、最近食料品を買う店を変えてみました。元は大きなショッピングモールで、外国産や全国各地の食材が集まっている中から選んでいたのですが、最近は地元の市場のようなところで地元産の野菜を買うようにしています。ショッピングモールの規格には合わない不揃いな形の人参、土がちょっと残っている芋なども普通に店頭に並んでいるんですが、地元の農家が作った野菜なので農薬や遺伝子組み換えの心配が無くて安心ですし、なにより規格外の野菜やちょっと安いです。

 お店のおばちゃんも気前がいい農家の人なので、時間があるときは少し世間話などもできるようになりました。仲良くなってくるとありがたいことに「ちょっとさすがに売れないから」といってズッキーニみたいに太くなったキュウリや小さすぎて売れない芋などをオマケで付けてくれることがあります。

 もちろん規格外ですが、切ってしまえば同じ野菜。食卓に上るときは普通の食材です。傷んできたモヤシなどを押し付けられることもありますが、ありがたく頂いて、気分良くなっていただき、次もオマケを貰えるようにしています。案外、節約の切り札は世間話と笑顔なのかもしれません。